生まれ、揺らぎ、消えても続く──「わたくしという現象」の物語
100年の時を超え、詩と科学が静かに重なりあう。
観測者であるあなたとともに揺らぐ、身体と音とコトバ。
「わたくしという現象は
仮定された有機交流電燈の
ひとつの青い照明です
(あらゆる透明な幽霊の複合体)」
──宮澤賢治が『春と修羅』にそう記した翌年
科学は「観測されることで現れる世界」を描きはじめた
──量子力学の誕生である。
そしてAI時代のいま、あえて揺れる身体と響く音で「わたくし」の本質を照らし出す。
出演
東海林靖志 Dance
堀川千夏 Dance
Yu-ki.☆ Dance
飯田雅春 Bass
マツモニカ Harmonica
田中信正 Piano
羽生一子 Drums
行川さをり 朗読/Vocal
20254.10.13 神楽坂 セッションハウス