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2023 謹賀新年

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この時代を「新しい戦前」とはうまく言ったものだ。しかしこの言葉に影響されない方が良い、とも思う。 今、ロシアとウクライナが戦争をしている。そしてあまり明言されないけれど日本は事実上ウクライナ側に付いていて、その是非が問われることはあまりない。つまり事実上戦争に加担していることは否定できない。いつロシアから攻撃されてもおかしくないけれど、そんなことはテレビでは誰も言わない。 今後永遠にこの国で戦争が… Read more

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娯楽天国

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1976年リリースのスティービー ワンダーの歌詞を訳してみたら、ほとんど今のコロナ禍の社会を風刺したような内容だった。 「娯楽天国」(原題:Pastime Paradise) 彼らはその人生をほとんど娯楽天国で過ごしてきた彼らはその人生をほとんど娯楽天国で過ごしてきた彼らはその人生をほとんど過去の栄光にすがることに費やしてきた彼らはその人生をほとんど古い崇拝の無知な記憶に費やしてきた 教えてくれそ… Read more

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時間経過の加速についての考察Ⅰ

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歳と共に時間経過が速くなるのに加え、この1年はコロナでますます加速しているとしか思えない。 ヒアリング調査の結果、年齢、性別、職業を問わずそう感じている人が多いことが分かった。大問題だ。原因を考えた。 ステイホームによる運動不足で、人類の体重が全体的に増加。 ↓ 地球がその重みで圧縮され縮小 ↓ 自転スピードが速まる ↓ 地球上の時間経過が速まる という仮説を思いついた。これしか考えられない。 時… Read more

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2021

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新型コロナ感染症に罹患した皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、この困難な局面に従事されている医療関係者の皆様、そして運送・小売業など日々リスクに直面しながら従事されている皆様に心より感謝申し上げます。 1月7日、2回目の緊急事態宣言発出に伴い、ライブハウス、ミュージシャン共にライブのキャンセル、時間変更などの対応に追われるここ数日です。今月はたまたま昼から夕方にかけての出演が多いので予定通り… Read more

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成功する二度寝、失敗する二度寝

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本を書こうと思ってタイトルを決めた。 「成功する二度寝、失敗する二度寝」 これは間違いなく売れると思う。36万部は堅い。根拠はあとで書く。 内容はこういうものだ。「二度寝に失敗」という表現を良く目にする。ぼくもツイートに書いたりする。はたして「二度寝に失敗」とはどういうことを指すのか、考えてみた。ぼくの場合はこのように使う。過去のツイートから見てみよう。 今日は火曜日。難易度高いミッション、資源ゴ… Read more

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動画編集

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先日YouTube番組の開始をお知らせした。好きな本を紹介するだけのシンプルなコンテンツだけれど、それでも内容を考えて準備して(今のところKeuynoteのスライドを使っている)、撮影して、編集してアップロードしなければならない。準備、撮影、編集すべて自力でやっている。(何せコロナ禍で時間もあるし。)今回は編集の話。これがなかなか大変だけれど楽しい。動画編集はAdobeのPremiere Proと… Read more

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「風邪の効用」野口晴哉

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この本で述べられるのは「風邪は治療するものではなく、経過するものである。風邪は人間の身体の弾力性を恢復させる機会となり、風邪をひくと身体が整う。風邪自体が治療行為であるとも言える。」という考え方とそれに基づくさまざまな対処法。病気への見方、捉え方を転換させられる名著と言われる。ぼくもことあるごとに読み返す。 現在、新型コロナウイルスがパンデミックを起こしている。世界的にはリーマンショック以上(へた… Read more

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矛盾の海へ

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Twitterで目にした投稿で素晴らしいと思った文章を紹介したい。京都造形芸術大学 准教授 竹内万里子さんによる卒業展に寄せられたメッセージだけど、音楽や表現に携わる全ての人にとって力を与えてくれるのではないか。 以下は本文の一部から引用「何かと実用的な価値がもてはやされ、長期的視野に基づく知的営みや地道な努力がないがしろにされがちな現在の社会において、芸術を志すことは容易な道ではありません。」‪… Read more

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【ダンモの話 Part 3 】

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前回まで2回にわたって大学ジャズ研の昔話を書いてきたことには理由がある。 卒業(してないけれど)後、一部の同期友人を除いてほとんど縁がなかったダンモ関連のつながりが、2011年、東日本大震災の年に開催されたダンモ50周年イベントをきっかけに再起動し始めた。 当時ぼくは北海道小樽に住んでいた。1998年に東京を離れ、小樽でビアレストランのライブショーバンドやイベントのプロデュース、音楽レーベルの運営… Read more

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【ダンモの話 Part 2 】

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「ダンモ」が「モダンジャズ研究会」の通称であると前回書いた。 これは音楽業界でかつて多用された「逆さ言葉」である。「モダン」がひっくり返って「ダンモ」となる。他にも「コーヒー」→「ヒーコー」、「ギャラ」→「ラーギャ」、「逃げる」→「ゲルニ」など。他にもいろいろ例を挙げたいところだが、教育上あんまりよろしくない言葉しか思い浮かばないのでこのくらいにしておく。あと、正直言うとこの逆さ言葉、ぼくはちょっ… Read more